平成30年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
平成29年8月7日
上場会社名 三浦工業株式会社 上場取引所 東
コード番号 6005 URL http://www.miuraz.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長執行役員CEO (氏名)宮内 大介
問合せ先責任者 (役職名) 取締役常務執行役員財務本部長 (氏名)原田 俊秀 TEL 089-979-7012
四半期報告書提出予定日 平成29年8月10日
配当支払開始予定日 ― 四半期決算補足説明資料作成の有無:無 四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.平成30年3月期第1四半期の連結業績(平成29年4月1日~平成29年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上収益 営業利益 税引前利益 四半期利益
親会社の 所有者に帰属する
四半期利益
四半期包括利益 合計額
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
30年3月期第1四半期 20,802 5.4 2,139 32.0 2,284 60.0 1,538 65.6 1,518 62.3 1,753 -
29年3月期第1四半期 19,738 - 1,620 - 1,428 - 929 - 935 - △831 -
基本的1株当たり 四半期利益
希薄化後1株当たり 四半期利益
円 銭 円 銭
30年3月期第1四半期 13.49 13.46
29年3月期第1四半期 8.32 8.29
(2)連結財政状態
資産合計 資本合計
親会社の所有者に 帰属する持分
親会社所有者 帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
30年3月期第1四半期 138,088 109,306 109,084 79.0
29年3月期 140,245 108,888 108,685 77.5
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
29年3月期 - 10.00 - 12.00 22.00
30年3月期 -
30年3月期(予想) 11.00 - 13.00 24.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.平成30年3月期の連結業績予想(平成29年4月1日~平成30年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):有 新規 1社 (社名)MLE株式会社、除外 -社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 30年3月期1Q 125,291,112株 29年3月期 125,291,112株
② 期末自己株式数 30年3月期1Q 12,744,432株 29年3月期 12,744,432株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 30年3月期1Q 112,546,680株 29年3月期1Q 112,502,718株
※ 四半期決算短信は四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判 断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等 は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての 注意事項等については、添付資料P.2「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測 情報に関する説明」をご覧ください。
(国際会計基準(IFRS)の適用)
当社グループは、平成30年3月期第1四半期連結累計期間より国際会計基準(以下、「IFRS」という。)を適用して おります。また、前第1四半期連結累計期間及び前連結会計年度の財務数値についても、IFRSに準拠して表示してお ります。
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……… 2
(1)経営成績に関する説明 ……… 2
(2)財政状態に関する説明 ……… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……… 2
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……… 3
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ……… 3
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 ……… 5
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ……… 7
(4)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……… 9
(継続企業の前提に関する注記) ……… 9
(要約四半期連結財務諸表注記) ……… 9
(セグメント情報) ……… 18
(重要な後発事象) ……… 20
(初度適用) ……… 21
1.当四半期決算に関する定性的情報
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断 したものであります。
当社グループは当第1四半期連結累計期間より、従来の日本基準に替えてIFRSを適用しており、前第1四半期連結 累計期間及び前連結会計年度の数値もIFRSに組替えて比較分析を行っております。
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間(2017年4月1日~2017年6月30日)の経済状況は、国内においては、企業収益の回復 や雇用環境の改善の動きなどを背景に景気は緩やかな回復基調が続きました。一方、海外においては、米国や欧州 の政治的リスクやアジアにおける地政学的リスクの高まりなどにより、先行き不透明な状況となっております。
このような状況の中でミウラグループは、「世界のお客様に省エネルギーと環境保全でお役に立つ」という経営 理念の実現に向けて、「世界一安くて良い熱・水・環境商品を世界のお客様にお届けしよう」というスローガンの も と、 お客 様が 抱え てお られ る 様々 な問 題に 対し て 、 「ト ー タル ソリ ュー ショ ン」の 提 案を継続 して まい りま し た。国内では、エリア戦略を重視した組織改革(各地域において事業軸の異なる部門を統合)を行い、ミウラの総合 力を生かした提案により、お客様の信頼にお応えできるよう取り組んでおります。また、海外では、省エネルギー 及び環境負荷低減を基本としたソリューション提案営業を継続し、メンテナンスサービスの向上を図るための社員 教育を進めております。
当第 1四 半期 連結 累計 期間 の 連結 業績 につ きま して は 、国 内に おい ては 、企 業 の設備 投資 が 引続 き堅調 に 推 移 し 、 海外におい ては 、韓国 にて 順 調に 売上 が伸び ました 。こ の結果 、売 上収 益は20,802百 万円 (前年同 期比 5.4% 増)、営業利益は2,139百万円(前年同期比32.0%増)、税引前四半期利益は2,284百万円(前年同期比60.0%増)、親 会社の所有者に帰属する四半期利益は1,518百万円(前年同期比62.3%増)となりました。
セグメントの業績の概況は、以下のとおりであります。
①国内機器販売事業
国内機器販売事業は、舶用機器については低調となりましたが、食品や化学工業の分野で小型貫流ボイラ及び関 連機器が好調に推移しました。この結果、当事業の売上収益は9,678百万円(前年同期比1.3%増)、セグメント利益 は157百万円(前年同期比604.4%増)となりました。
②国内メンテナンス事業
国内メンテナンス事業は、設置台数の増加と有償保守契約取得の積極的な活動により売上を伸ばしました。この 結果 、当事業 の売上 収益は 6,962百 万円(前年同 期比 4.8%増)、セ グメント 利益は 1,943百 万円(前年同 期比10.3% 増)となりました。
③海外機器販売事業
海外機器販売事業は、昨年に引続き、米国やカナダでの販売は低調ではありますが、韓国では大手企業を中心と したソリューション提案営業により売上が伸び、台湾やタイでの販売も回復してまいりました。また、中国におき ましても堅調に推移しました。この結果、当事業の売上収益は3,014百万円(前年同期比16.7%増)、セグメント利 益は99百万円(前年同期はセグメント損失24百万円)となりました。
④海外メンテナンス事業
海外メンテナンス事業は、韓国や中国において有償保守契約の獲得活動により売上を伸ばし、当事業の売上収益 は1,132百万円(前年同期比19.9%増)と増収となりましたが、人件費などが増加したため、セグメント損失は19百 万円(前年同期はセグメント損失79百万円)となったものの、有償保守契約数の増加により、セグメント損失は回復 傾向にあります。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の財政状態につきましては、資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,157百万円減 少し、138,088百万円となりました。流動資産は、主に現金及び現金同等物が2,176百万円、営業債権及びその他の
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
IFRS移行日 (2016年4月1日)
前連結会計年度 (2017年3月31日)
当第1四半期 連結会計期間 (2017年6月30日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 24,222 31,205 29,028
営業債権及びその他の債権 29,408 31,197 26,494
その他の金融資産 12,236 10,824 10,661
棚卸資産 13,808 15,014 17,606
その他の流動資産 571 591 702
流動資産合計 80,247 88,835 84,493
非流動資産
有形固定資産 35,791 36,168 37,980
無形資産 658 795 808
その他の金融資産 13,649 11,134 11,623
退職給付に係る資産 1,237 826 882
繰延税金資産 1,562 2,414 2,225
その他の非流動資産 95 70 74
非流動資産合計 52,994 51,410 53,594
資産合計 133,242 140,245 138,088
(単位:百万円)
IFRS移行日 (2016年4月1日)
前連結会計年度 (2017年3月31日)
当第1四半期 連結会計期間 (2017年6月30日)
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務 7,599 7,515 7,990
その他の金融負債 28 6 6
未払法人所得税等 2,177 2,386 787
引当金 706 889 887
その他の流動負債 17,594 19,762 18,323
流動負債合計 28,107 30,559 27,997
非流動負債
その他の金融負債 16 12 16
退職給付に係る負債 386 430 461
引当金 1 1 1
繰延税金負債 81 54 7
その他の非流動負債 370 298 296
非流動負債合計 856 797 784
負債合計 28,963 31,356 28,781
資本
資本金 9,544 9,544 9,544
資本剰余金 10,344 10,406 10,421
利益剰余金 87,958 93,859 94,028
自己株式 △7,042 △7,020 △7,020
その他の資本の構成要素 3,207 1,894 2,110
親会社の所有者に帰属する持分合計 104,012 108,685 109,084
非支配持分 266 203 222
資本合計 104,278 108,888 109,306
負債及び資本合計 133,242 140,245 138,088
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
(要約四半期連結損益計算書)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 (自 2016年4月1日
至 2016年6月30日)
当第1四半期連結累計期間 (自 2017年4月1日
至 2017年6月30日)
売上収益 19,738 20,802
売上原価 11,375 11,556
売上総利益 8,362 9,245
販売費及び一般管理費 6,871 7,355
その他の収益 208 254
その他の費用 78 5
営業利益 1,620 2,139
金融収益 117 145
金融費用 309 -
税引前四半期利益 1,428 2,284
法人所得税費用 498 745
四半期利益 929 1,538
四半期利益の帰属
親会社の所有者 935 1,518
非支配持分 △6 20
四半期利益 929 1,538
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益 8.32円 13.49円
希薄化後1株当たり四半期利益 8.29円 13.46円
(要約四半期連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 (自 2016年4月1日
至 2016年6月30日)
当第1四半期連結累計期間 (自 2017年4月1日
至 2017年6月30日)
四半期利益 929 1,538
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金 融資産
△182 318
純損益に振り替えられることのない項目合計 △182 318
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 △1,578 △104
純損益に振り替えられる可能性のある項目合計 △1,578 △104
税引後その他の包括利益 △1,761 214
四半期包括利益 △831 1,753
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 △824 1,734
非支配持分 △7 18
四半期包括利益 △831 1,753
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第1四半期連結累計期間(自 2016年4月1日 至 2016年6月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
資本金
資本 剰余金
利益 剰余金
自己株式
その他の資本 の構成要素
その他の包括 利益を通じて 公正価値で
測定する 金融資産
2016年4月1日残高 9,544 10,344 87,958 △7,042 3,207
四半期利益 - - 935 - -
その他の包括利益 - - - - △182
四半期包括利益合計 - - 935 - △182
ストック・オプション発行に 伴う報酬費用
- 16 - - -
配当金 - - △1,237 - -
自己株式の取得 - - - △0 -
所有者との取引額等合計 - 16 △1,237 △0 -
2016年6月30日残高 9,544 10,360 87,657 △7,042 3,025
親会社の所有者に帰属する持分
非支配 持分
資本合計
その他の資本の構成要素
在外営業 活動体の 換算差額
合計 合計
2016年4月1日残高 - 3,207 104,012 266 104,278
四半期利益 - - 935 △6 929
その他の包括利益 △1,578 △1,760 △1,760 △0 △1,761 四半期包括利益合計 △1,578 △1,760 △824 △7 △831 ストック・オプション発行に
伴う報酬費用
- - 16 - 16
配当金 - - △1,237 - △1,237
自己株式の取得 - - △0 △0 △0
所有者との取引額等合計 - - △1,221 △0 △1,221 2016年6月30日残高 △1,578 1,447 101,966 259 102,225
当第1四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年6月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
資本金
資本 剰余金
利益 剰余金
自己株式
その他の資本 の構成要素 その他の包括 利益を通じて 公正価値で
測定する 金融資産
2017年4月1日残高 9,544 10,406 93,859 △7,020 1,950
四半期利益 - - 1,518 - -
その他の包括利益 - - - - 320
四半期包括利益合計 - - 1,518 - 320
ストック・オプション発行に 伴う報酬費用
- 15 - - -
配当金 - - △1,350 - -
自己株式の取得 - - - - -
所有者との取引額等合計 - 15 △1,350 - -
2017年6月30日残高 9,544 10,421 94,028 △7,020 2,270
親会社の所有者に帰属する持分
非支配 持分
資本合計
その他の資本の構成要素
在外営業 活動体の 換算差額
合計 合計
2017年4月1日残高 △55 1,894 108,685 203 108,888
四半期利益 - - 1,518 20 1,538
その他の包括利益 △104 215 215 △1 214
四半期包括利益合計 △104 215 1,734 18 1,753
ストック・オプション発行に 伴う報酬費用
- - 15 - 15
配当金 - - △1,350 △0 △1,350
自己株式の取得 - - - - -
所有者との取引額等合計 - - △1,335 △0 △1,335
2017年6月30日残高 △160 2,110 109,084 222 109,306
(4)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記) 該当事項はありません。
(要約四半期連結財務諸表注記) 1.報告企業
三浦工業株式会社(以下、「当社」という。)は日本に所在する株式会社であります。その登記されている本社 の住所は愛媛県松山市であります。当社の要約四半期連結財務諸表は、当社及び連結子会社(以下、「当社グル ープ」という。)に対する持分により構成されております。
当社グループは、主として産業用及び舶用ボイラ、水処理機器及び関連機器の製造・販売事業並びにメンテナ ンス事業を展開しております。当社グループの主要な活動は、注記「セグメント情報」をご参照ください。
2.作成の基礎
(1) 要約四半期連結財務諸表がIFRSに準拠している旨及び初度適用に関する事項
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基 準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しております。
当社グループは、当連結会計年度の当第1四半期連結会計期間よりIFRSを適用しております。当連結会計年 度の連結財務諸表がIFRSに従って作成する最初の連結財務諸表であり、IFRS移行日は2016年4月1日でありま す。当社グループはIFRS移行にあたり、IFRS第1号「国際財務報告基準の初度適用」(以下、「IFRS第1号」 という。)を適用しております。IFRSへの移行が、財政状態及び経営成績に与える影響は、注記「初度適用」 に記載しております。
(2) 測定の基礎
要 約 四 半 期 連 結 財 務 諸 表は 注 記 「 3. 重 要 な 会 計 方 針 」に 記 載す る 会 計 方 針 に 基 づ い て 作 成さ れ て お り ま す。資産及び負債の残高は、別途記載がない限り取得原価に基づき計上しております。
(3) 機能通貨及び表示通貨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未 満を切り捨てて表示しております。
(4) 新基準の適用に関する事項
当社グループは、2017年6月30日現在有効なIFRSに準拠しており、IFRS第9号「金融商品」(2014年7月改 訂)を早期適用しております。
3.重要な会計方針
以下に記載されている会計方針は、他の記載がない限り、本要約四半期連結財務諸表(IFRS移行日の連結財政 状態計算書を含む)に記載されているすべての期間において、継続的に適用されております。
(1) 連結の基礎
子会社とは、当社グループにより支配されている企業をいいます。
支配とは、投資先に対するパワーを有し、投資先への関与により生じるリターンの変動にさらされ、かつ、 投資先に対するパワーを通じてリターンの額に影響を及ぼす能力を有している場合をいいます。
子会社の財務諸表は、当社グループが支配を獲得した日から支配を喪失する日まで、連結の対象に含めてお ります。
当社グループの連結財務諸表は、当社及び子会社の財務諸表に基づき、統一された会計方針を用いて作成し ております。子会社が採用する会計方針が当社グループと異なる場合には、必要に応じて当該子会社の財務諸 表に調整を加えております。また、連結財務諸表の作成にあたり、当社グループ間の内部取引高、内部取引に よって発生した未実現損益及び債権債務残高を相殺消去しております。子会社の包括利益は非支配持分が負の 残高となる場合であっても、親会社の所有者に帰属する持分と非支配持分に帰属させております。
連結財務諸表には、決算日を親会社の決算日と統一することが、子会社の所在する現地法制度上不可能であ る等の理由により、親会社の決算日と異なる日を決算日とする子会社の財務諸表が含まれております。子会社 の決算日を連結決算日に統一することが実務上不可能である場合は、連結決算日現在で実施した仮決算に基づ く財務諸表を使用しております。
(2) 企業結合
企業結合は取得法を用いて会計処理しております。取得対価は、被取得企業の支配と交換に譲渡した資産、 引き受けた負債、被取得企業のすべての非支配持分及び当社が発行する資本性金融商品の取得日の公正価値の 合計として測定しております。取得対価が識別可能な資産及び負債の公正価値を超過する場合は、のれんとし て計上しております。反対に下回る場合には、直ちに純損益として認識しております。発生した取得関連コス トは費用として認識しております。なお、支配獲得後の非支配持分の追加取得については、資本取引として会 計処理しております。
(3) 外貨換算
① 外貨建取引
当社グループの各企業は、その企業が営業活動を行う主たる経済環境の通貨として、それぞれ独自の機能 通貨を定めており、各企業の取引はその機能通貨により測定しております。
各企業が個別財務諸表を作成する際、その企業の機能通貨以外の通貨での取引の換算については、取引日 の為替レート、又は取引日の為替レートに近似するレートを使用しております。
期末日における外貨建貨幣性資産及び負債は、期末日の為替レートで換算しております。 換算又は決済により生じる為替差額は、純損益として認識しております。
② 在外営業活動体
在外営業活動体の資産及び負債については期末日の為替レート、収益及び費用については著しい変動のな い限り期中の平均為替レートを用いて日本円に換算しております。在外営業活動体の財務諸表の換算から生 じる換算差額は、その他の包括利益として認識しております。在外営業活動体の換算差額は、在外営業活動 体が処分された期間に純損益として認識しております。
(4) 金融商品
① 金融資産
(ⅰ) 当初認識及び測定
金融資産は、当初認識時に、償却原価で測定する金融資産と公正価値で測定する金融資産に分類してお ります。
金融資産は、以下の条件がともに満たされる場合には、償却原価で測定する金融資産に分類し、それ以 外の場合には公正価値で測定する金融資産へ分類しております。
(a) 契約上のキャッシュ・フローを回収するために資産を保有することを目的とする事業モデルに基づい て、資産が保有されている。
(b) 金融資産の契約条件により、元本及び元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローが 特定の日に生じる。
公正価値で測定する金融資産は、純損益を通じて公正価値で測定しなければならない売買目的で保有す る資本性金融商品を除き、資本性金融商品ごとに、純損益を通じて公正価値で測定するか、その他の包括 利益を通じて公正価値で測定するかを当初取得時に指定し、当該指定を継続的に適用しております。
金融資産は、純損益を通じて公正価値で測定するものではない場合、公正価値に当該金融資産に直接帰 属する取引コストを加算した金額で測定しております。ただし、重大な財務要素を含まない営業債権は、 取引価格で測定しております。
金融資産のうち、株式及び債券は約定日に当初認識しております。その他のすべての金融資産は取引日 に当初認識しております。
(ⅱ) 事後測定
金融資産の当初認識後の測定は、その分類に応じて以下のとおり測定しております。 (a) 償却原価で測定する金融資産
実効金利法による償却原価で測定しております。 (b) 公正価値で測定する金融資産
公正価値で測定しております。
公正価値で測定する金融資産の公正価値の変動額は純損益として認識しております。ただし、資本性金 融商品のうち、その他の包括利益を通じて公正価値で測定すると指定したものについては、公正価値の変 動額はその他の包括利益として認識し、認識を中止した場合には利益剰余金に直接振り替えております。 (ⅲ) 認識の中止
金融資産は、金融資産からのキャッシュ・フローに対する契約上の権利が消滅した場合、又は金融資産 のキャッシュ・フローを受け取る契約上の権利を譲渡し、当該金融資産の所有に係るリスクと経済価値の ほとんどすべてが移転している場合において、認識を中止しております。
② 金融資産の減損
償却原価で測定される金融資産に係る減損については、当該金融資産に係る予想信用損失に対する貸倒引当 金を認識しており、予想信用損失は、契約に従って企業に支払われるべきすべての契約上のキャッシュ・フロ ーと、企業が受け取ると見込んでいるすべてのキャッシュ・フローとの差額の現在価値として測定しておりま す。
当社グループは、各報告日において、金融商品に係る信用リスクが当初認識以降に著しく増大したかどうか を評価しております。当社グループは、金融資産の予想信用損失を、以下のものを反映する方法で見積もって おります。
金融商品に係る信用リスクが当初認識以降に著しく増大していない場合には、当該金融商品に係る貸倒引当 金を12か月の予想信用損失と同額で測定しております。一方で、金融商品に係る信用リスクが当初認識以降に 著しく増大している場合には、当該金融商品に係る貸倒引当金を全期間の予想信用損失と同額で測定しており ます。
なお、営業債権等については常に貸倒引当金を全期間の予想信用損失と同額で測定しております。 また、信用リスクが著しく増大しているか否かは、債務不履行発生のリスクの変動に基づき判断しており、 債務不履行発生のリスクに変動があるかどうかの判断にあたっては、次を考慮しております。
・取引先相手の財務状況
・過去の貸倒損失計上実績
・過去の期日経過情報
減損損失認識後に減損損失を減額する事象が発生した場合は、減損損失の減少額を純損益として戻入れてお ります。
③ 金融負債
(ⅰ) 当初認識及び測定
金融負債は、当初認識時に、償却原価で測定する金融負債と純損益を通じて公正価値で測定する金融負 債に分類しております。すべての金融負債は公正価値で当初測定しておりますが、償却原価で測定する金 融負債については、直接帰属する取引コストを控除した金額で測定しております。
(ⅱ) 事後測定
金融負債の当初認識後の測定は、その分類に応じて以下のとおり測定しております。 (a) 償却原価で測定する金融負債
実効金利法による償却原価で測定しております。実効金利法による償却及び認識を中止した場合の利 得及び損失は、純損益として認識しております。
(b) 純損益を通じて公正価値で測定する金融負債 公正価値で測定しております。
公正価値で測定する金融負債の公正価値の変動額は純損益として認識しております。 (ⅲ) 認識の中止
金融負債は、契約中に特定された債務が免責、取消し、又は失効になった場合に認識を中止しておりま す。
④ 公正価値の測定方法
公正価値で算定する金融商品は、その測定のために使われるインプット情報における外部からの観察可能 性に応じて、次の3つのレベルに区分しております。
レベル1:活発な市場における公表価格により測定された公正価値
レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算出された公正価値
(5) 現金及び現金同等物
現金及び現金同等物は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動 について僅少なリスクしか負わない取得日から3か月以内に償還期限の到来する短期投資から構成されており ます。
(6) 棚卸資産
棚卸資産は、取得原価と正味実現可能価額のいずれか低い方の金額で測定しております。取得原価には、購 入原価、加工費及び棚卸資産の現在の保管場所及び状態に至るまでに発生したその他の原価のすべてを含んで おります。正味実現可能価額は、通常の事業の過程における見積売価から、完成までに要する費用及び販売に 要する見積費用を控除した額となっております。
原価の算定にあたっては、個別法又は総平均法に基づいて算出しております。
(7) 有形固定資産
① 認識及び測定
有形固定資産については、原価モデルを採用し、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除 した額で測定しております。
取得原価には、資産の取得に直接付随するコストを含んでおります。
② 減価償却
有形固定資産(土地等の償却を行わない資産を除く)は、それぞれの見積耐用年数にわたって定額法で減価 償却を行っております。
主な見積耐用年数は以下のとおりであります。 建物及び構築物 15~65年
機械装置 6~20年
工具、器具及び備品 5~10年
なお、見積耐用年数、残存価額及び減価償却方法は、各連結会計年度末に見直しを行い、必要に応じて改 定しております。
(8) 無形資産
無形資産については、原価モデルを採用し、取得原価から償却累計額及び減損損失累計額を控除した額で測 定しております。
無形資産には、主としてソフトウエアを計上しております。償却は使用可能となった時点より開始され、5 年を見積耐用年数とし、この期間にわたって定額法により行っております。なお、耐用年数を確定できない無 形資産はありません。
また、見積耐用年数、残存価額及び償却方法は、各連結会計年度末に見直しを行い、必要に応じて改定して おります。
(9) 売却目的で保有する非流動資産
継続的使用ではなく、売却によって回収が見込まれる非流動資産又は資産グループは、現状で直ちに売却す ることが可能であり、経営者が売却契約の実行を確約し、1年以内で売却が完了する予定である場合に売却目 的保有に分類しております。
売却目的で保有する非流動資産は、減価償却又は償却を行わず、帳簿価額と売却費用控除後の公正価値のう ち、いずれか低い方の金額で測定しております。
(10)リース
契約がリースであるか又は契約にリースが含まれているか否かについては、リース開始日における契約の実 質を基に判断しております。
契約上、資産の所有に伴うすべてのリスクと経済価値を実質的に享受するリースをファイナンス・リースと して分類し、それ以外のリースはオペレーティング・リースとして分類しております。
① 借手の場合
ファイナンス・リース取引においては、リース資産及びリース債務は、リース物件の公正価値又は最低支 払リース料総額の現在価値のいずれか低い金額をもって認識しております。リース資産は、その資産に適用 される会計方針に基づいて、定額法で減価償却を行っております。
オペレーティング・リース取引においては、支払リース料はリース期間にわたり定額法で費用として認識 しております。
② 貸手の場合
ファイナンス・リース取引によるリース債権は、対象リース取引の正味投資未回収額を債権として計上し ております。
(11)非金融資産の減損
棚卸資産及び繰延税金資産を除く、当社グループの非金融資産については、期末日ごとに減損の兆候の有無 を判断しております。減損の兆候が存在する場合には、当該資産又は当該資産の属する資金生成単位の回収可 能価額の見積りを行っております。
資産又は資金生成単位の回収可能価額は、売却コスト控除後の公正価値と使用価値のいずれか高い方の金額 としております。使用価値の算出において、見積将来キャッシュ・フローを、貨幣の時間的価値及び当該資産 に固有のリスクを反映した税引前割引率を用いて現在価値に割り引いております。
資金生成単位は、他の資産又は資産グループからのキャッシュ・インフローとは概ね独立したキャッシュ・ インフローを生成させるものとして識別される資産グループの最小単位としております。
資産又は資金生成単位の回収可能価額が帳簿価額を下回った場合、資産又は資金生成単位の帳簿価額は回収 可能価額まで切り下げております。過去に認識した減損損失の戻入れの兆候があり、回収可能価額の見積りを 行った結果、資産又は資金生成単位の回収可能価額が帳簿価額を上回った場合、減損損失の戻入れを行ってお ります。当該減損損失の戻入れは、戻入れ時点における資産又は資金生成単位が、仮に減損損失を認識してい なかった場合の帳簿価額を超えない範囲で行っております。減損損失の戻入れは直ちに純損益を通じて認識し ております。
(12)従業員給付
① 退職後給付
当社グループは、主として、確定給付制度及び確定拠出制度を採用しております。 (i) 確定給付制度
確定給付債務の現在価値及び関連する当期勤務費用並びに過去勤務費用は、予測単位積増方式を用いて 個々の制度ごとに算定しておりますが、勤続年数の後半に著しく高水準の給付が生じる場合には、定額法 で補正する方式を用いております。
割引率は、将来の給付支払見込日までの期間を基に割引期間を設定し、割引期間に対応した期末日時点 の優良債券の利回りに基づいております。
確定給付制度に係る負債又は資産は、確定給付債務の現在価値から、制度資産の公正価値を控除して算 定しております。
② 短期従業員給付
短期従業員給付については、割引計算を行わず、従業員が関連する勤務を提供した時点で費用として認識 しております。
従業員から過去に提供された労働の対価として支払うべき現在の法的もしくは推定的債務を負っており、 かつその金額が信頼性をもって見積りが可能な場合に、支払われると見積られる額を負債として認識してお ります。
③ その他の従業員給付
退職後給付以外の長期従業員給付に対する債務は、従業員が過年度及び当年度において提供した労働の対 価として獲得した将来給付の見積額を現在価値に割り引くことによって算定しております。
(13)株式に基づく報酬
当社では、取締役(監査等委員である取締役を除く)に対するインセンティブ制度として、持分決済型のス トック・オプション制度を導入しております。
付与日におけるストック・オプションの公正価値はブラック・ショールズモデルにより算出しております。 ストック・オプションの付与日に決定した公正価値は、付与日から権利確定期間にわたって費用として認識 し、同額を資本剰余金の増加として認識しております。
(14)引当金
過去の事象の結果として、現在の法的又は推定的債務が存在し、当該債務を決済するために経済的便益をも つ資源の流出が必要となる可能性が高く、その債務の金額を信頼性をもって見積ることができる場合に、引当 金を認識しております。
引当金の決済に必要な支出の一部又は全部が他者から補填されると予想される場合で、当該補填を受けられ ることが概ね確実な場合のみ、補填を別個の資産として認識しております。
① 資産除去債務
有形固定資産に関連する有害物質の除去や、賃借不動産に関する原状回復義務に備えるため、過年度の実 績に基づき算定した将来の支出見込額を現在価値に割り引いた金額を計上しております。
② 製品保証引当金
製品等の無償アフターサービスに係る製品保証費の支出に備えるため、保証期間中の製品保証費用見込額 を過去の実績に基づいて計上しております。
③ 受注損失引当金
受注案件に係る将来の損失に備えるため、当連結会計年度末において損失の発生可能性が高く、かつ、当 該損失額を信頼性をもって見積可能なものについて、損失見積額を計上しております。
(15)資本
① 普通株式
当社が発行した資本性金融商品は、発行価額を資本金及び資本剰余金に計上し、発行コストは、直接、資 本剰余金から控除しております。
② 自己株式
自己株式は取得原価で認識し、資本から控除しております。自己株式の購入及び売却において純損益は認
(16)収益
収益 は 、値 引、 割 引、 割 戻及 び消 費 税等 の税 金 を控 除し た 後の 受領 する 対 価の 公正 価 値で 測定 して おり ま す。
① 物品の販売
物品の所有に伴う重要なリスクと経済価値が顧客に移転し、物品に対する継続的な管理上の関与も実質的 な支配も保持せず、その取引に関連する経済的便益が流入する可能性が高く、その取引に関連して発生した 原価と収益の金額を信頼性をもって測定できる場合に、収益を認識しております。
物品の所有に係るリスク及び経済価値の移転時期は、個々の販売契約において異なりますが、その履行義 務の形態に応じて判断しております。舶用ボイラなど一部の商品については、主として顧客に物品を引渡し した時点で収益認識を行い、産業用ボイラ及び関連機器については、主として顧客による検収がなされた時 点で収益認識をしております。
② 役務の提供
役務の提供に関する取引の成果を信頼性をもって見積ることができる場合に、その取引に関する収益を、 期末日現在のその取引の進捗度に応じて認識しております。
役務の提供については、主に有償保守管理契約によってなされており、当該契約に基づく収益は契約期間 にわたって定額法により認識しております。また、短期間で終了する修理、メンテナンスについては、当該 役務提供時点において、収益を認識しております。
③ 利息及び配当金
利息については、実効金利法により収益を認識しております。また、配当金については、支払を受ける権 利が確定した時点において、収益を認識しております。
④ リース収益
契約により、実質的にすべてのリスク及び経済的便益が借手に移転するリースは、ファイナンス・リース として分類しております。ファイナンス・リース以外のリースはオペレーティング・リースに分類しており ます。
製造業者又は販売業者としての貸手となる場合、ファイナンス・リースに係る収益は、物品販売と同様の 会計方針に従って認識しております。金融収益については、リース期間の起算日以降、実効金利法に基づき 認識しております。
計算利子率は、最低受取リース料総額と無保証残存価値を合計した現在価値が、リース資産の公正価値と 貸手の初期直接原価の合計額と等しくなる割引率を使用しております。
オペレーティング・リースに係る収益は、リース期間にわたり定額法で認識しております。
⑤ ロイヤリティ
ロイヤリティは、関連する契約の実質に従って発生基準で認識しております。
(17)法人所得税
当期税金は、税務当局に対する納付又は税務当局から還付が予想される金額で測定しております。当該金額 は、報告期間の末日までに制定又は実質的に制定されている税率及び税法に基づき算定しております。
繰延税金は、資産負債法により、資産及び負債の税務基準額と連結財務諸表上の帳簿価額との間に生じる一 時差異に対して認識しております。
なお、以下の一時差異に対しては、繰延税金を認識しておりません。
・のれんの当初認識から生じる場合
・企業結合でなく、かつ、取引日に会計上の純損益及び課税所得(欠損金)に影響を与えない取引において資 産又は負債の当初認識から生じる場合
・ 子会 社 、関 連 会社 に 対す る 投 資に 係る 将来 加 算一 時 差異 のう ち 、一 時差 異 の解 消時 期 をコ ン トロ ール で き、かつ予見可能な期間内に一時差異が解消されない可能性が高い場合
・子会社、関連会社に対する投資に係る将来減算一時差異のうち、予見可能な期間内に一時差異が解消され ない可能性が高い場合、又は当該一時差異の使用対象となる課税所得が稼得される可能性が低い場合 繰延税金の算定には、期末日までに制定又は実質的に制定されており、関連する繰延税金資産が実現する期 間又は繰延税金負債が決済される期間において適用されると予想される法定税率(及び税法)を使用しておりま す。
繰延税金資産は、一時差異を利用できるだけの課税所得が生じる可能性が高い範囲内においてのみ認識して おります。
関連する当期の未収法人所得税を当期の未払法人所得税と相殺する法的強制力のある権利が存在し、かつ繰 延税金資産及び繰延税金負債が同一の税務当局によって同一の納税企業体に課せられたものである場合、当該 繰延税金資産と繰延税金負債は相殺しております。
なお、各四半期における法人所得税費用は、見積年次実効税率を用いて算定しております。
(18)1株当たり利益
基本的1株当たり四半期利益は、親会社の所有者に帰属する四半期利益を、その期間の自己株式を調整した 発行済普通株式の加重平均株式数で除して算定しております。希薄化後1株当たり四半期利益は、希薄化効果 を有するすべての潜在的普通株式の影響を調整して算定しております。
4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断
要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告 額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定を設定することが要求されております。ただし、実際の業績はこれらの 見積りとは異なる場合があります。見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直しております。会計上の見積 りの改訂は、見積りが改訂された会計期間及び影響を受ける将来の会計期間において認識しております。
要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える経営者の見積り及び判断に関する事項は以下のとおりで あります。
・有形固定資産の減損(注記「3.重要な会計方針 (11)非金融資産の減損」)
・繰延税金資産の回収可能性(注記「3.重要な会計方針 (17)法人所得税」)
・金融商品の公正価値測定(注記「3.重要な会計方針 (4)金融商品」)
・製品保証引当金(注記「3.重要な会計方針 (14)引当金」)
・確定給付制度債務の測定(注記「3.重要な会計方針 (12)従業員給付」)
・収益(注記「3.重要な会計方針 (16)収益」)
(セグメント情報)
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、 取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているもので あります。
当社グループは、主にボイラ及び関連機器等の製造販売・メンテナンスを手がけており、国内事業は当社及 び国内連結子会社が、海外事業は海外連結子会社が、それぞれ担当しております。現地法人はそれぞれ独立し た経営単位であり、取扱い製品について各地域から包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
従って、当社グループは、製造販売・メンテナンス体制を基礎として国内・海外事業別のセグメントから構 成されており、「国内機器販売事業」「国内メンテナンス事業」「海外機器販売事業」「海外メンテナンス事 業」を報告セグメントとしております。
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、注記「3.重要な会計方針」における記載と概ね同一 であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
(2) セグメント収益及び業績
当社グループの報告セグメントによる収益及び業績は以下のとおりであります。
なお、セグメント間の内部売上収益及び振替高は、市場実勢価格を勘案して決定された金額に基づいており ます。
前第1四半期連結累計期間(自 2016年4月1日 至 2016年6月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他 (注)2
合計
調整額 (注)3
要約 四半期 連結損益
計算書 計上額 国内
(注)1
海外 (注)1
計 機器販売
事業
メンテ ナンス 事業
機器販売 事業
メンテ ナンス 事業
売上収益
外部顧客への売上収益 9,552 6,645 2,582 944 19,724 13 19,738 - 19,738 セグメント間の内部売上
収益及び振替高
522 25 41 8 596 108 705 △705 - 計 10,074 6,670 2,623 952 20,321 121 20,443 △705 19,738 セグメント利益又は損失
(△)
22 1,761 △24 △79 1,680 12 1,692 △72 1,620
金融収益 - - - - - - - - 117
金融費用 - - - - - - - - 309
税引前四半期利益 - - - - - - - - 1,428
(注)1 報告セグメントの「国内」の区分は当社及び国内連結子会社、「海外」の区分は海外連結子会社の事業活動に
当第1四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年6月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他 (注)2
合計
調整額 (注)3
要約 四半期 連結損益
計算書 計上額 国内
(注)1
海外 (注)1
計 機器販売
事業
メンテ ナンス 事業
機器販売 事業
メンテ ナンス 事業
売上収益
外部顧客への売上収益 9,678 6,962 3,014 1,132 20,787 14 20,802 - 20,802 セグメント間の内部売上
収益及び振替高
595 24 73 6 699 111 811 △811 - 計 10,274 6,986 3,087 1,139 21,487 126 21,614 △811 20,802 セグメント利益又は損失
(△)
157 1,943 99 △19 2,181 18 2,199 △59 2,139
金融収益 - - - - - - - - 145
金融費用 - - - - - - - - -
税引前四半期利益 - - - - - - - - 2,284
(注)1 報告セグメントの「国内」の区分は当社及び国内連結子会社、「海外」の区分は海外連結子会社の事業活動に 係るものであります。
2 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、当社グループが行っている不動産 管理、保険代理業等を含んでおります。
3 セグメント利益又は損失(△)の調整額には、セグメント間の内部取引消去が含まれております。
(重要な後発事象)
(株式会社アイナックス稲本ホールディングスの全株式の取得)
2017年7月3日付で、当社の子会社であるMLE株式会社が、株式会社アイナックス稲本ホールディングスの全 株式を取得いたしました。概要は、以下のとおりであります。
(1)株式取得の主な理由
株式会社アイナックス稲本ホールディングスを通して新たに獲得する事業活動により、更なる収益拡大に向 けたシナジー効果を見込んでいるためです。
(2)被取得企業の概要等
被取得企業の名称 取得した事業の内容 取得日
取得した 持分割合
支払対価の 種類
対価の 公正価値
(百万円)
株式会社アイナックス 稲本ホールディングス
業 務 用 ク リ ー ニ ン グ 機 械 の 製 造 ・ 販 売 及 び メ ン テ ナ ン ス サ ー ビ ス 、 機 械 器 具 設 置 、 配 管 並 び に 電 気 工事等の施工
2017年7月3日 100% 現金 11,100
(3)支払対価の調達方法
自己資金及び金融機関からの借入金によります。なお、2017年7月3日に6,900百万円を借り入れておりま す。
(4)取得日現在における取得資産及び引受負債の公正価値
取得日現在における取得資産及び引受負債の公正価値は、現在算定中のため、記載を省略しております。ま た、発生するのれんの金額等は、取得原価の配分が完了していないため、現時点で未定であります。
(初度適用)
当社グループは、当第1四半期連結会計期間(2017年4月1日~2017年6月30日まで)よりIFRSに準拠した要約 四半期連結財務諸表を作成しております。作成にあたり採用した会計方針は、注記「3.重要な会計方針」に記 載しております。
日本基準に準拠して作成した直近の連結財務諸表は、2017年3月31日に終了した連結会計年度に関するもので あり、IFRS移行日は2016年4月1日であります。
(1) IFRS第1号の免除規定
IFRS第1号は、IFRSを初めて適用する企業に対し、原則としてIFRSを遡及的に適用することを求めておりま す。ただし、一部について遡及適用しないことを任意で選択できる免除規定が定められており、当社グループ は、主に以下の項目について当該免除規定を採用しております。
① 企業結合
IFRS移行日より前の企業結合については、IFRS第3号「企業結合」を遡及適用しておりません。
② みなし原価
一部 の有 形固 定 資産 につ いて 、 IFRS移行 日 現在 の 公 正価値 を当 該日 のみ な し原 価と して 使用 して おり ま す。
③ 在外営業活動体の換算差額
IFRS移行日現在の在外営業活動体の換算差額の累計額をすべて利益剰余金に振り替えております。
④ 株式に基づく報酬
IFRS移行日より前に権利確定した株式に基づく報酬については、IFRS第2号「株式に基づく報酬」を遡及 適用しておりません。
⑤ IFRS移行日以前に認識された金融商品の指定
IFRS移行日以前に認識した金融商品についてのIFRS第9号「金融商品」に基づく指定を、IFRS移行日時点 で存在する事実及び状況に基づき行っております。
(2) IFRS第1号の遡及適用に対する強制的な例外規定
IFRS第1号では、「見積り」、「金融資産及び金融負債の認識の中止」、「非支配持分」及び「金融資産の 分類及び測定」について、IFRSの遡及適用を禁止しております。当社グループは、これらの項目についてIFRS 移行日より将来に向かって適用しております。
(3) 調整表
IFRSに基づく連結財務諸表の作成にあたり、当社グループは、日本基準に準拠し作成した連結財務諸表の金 額を調整しております。日本基準からIFRSへの移行が連結会社の財政状態及び経営成績に与える影響は、以下 のとおりであります。
① 資本に対する調整
(ⅰ) IFRS移行日(2016年4月1日)
(単位:百万円)
日本基準表示科目 日本基準 表示組替
認識及び 測定の差異
IFRS 注記 IFRS表示科目
資産の部 資産
流動資産 流動資産
現金及び預金 31,271 △7,160 111 24,222 現金及び現金同等物 - 27,698 1,710 29,408 A 営業債権及びその他の債権
受取手形及び売掛金 23,676 △23,676 - - 電子記録債権 1,976 △1,976 - - リース投資資産 2,014 △2,014 - - 有価証券 5,073 △5,073 - -
- 13,847 △39 13,808 A 棚卸資産
商品及び製品 4,442 △4,442 - - 仕掛品 3,117 △3,117 - - 原材料及び貯蔵品 6,287 △6,287 - -
- 12,393 △157 12,236 その他の金融資産 繰延税金資産 2,110 △2,110 - -
その他 838 △288 21 571 その他の流動資産
貸倒引当金 △98 98 - -
流動資産合計 80,711 △2,110 1,647 80,247 流動資産合計
固定資産 非流動資産
有形固定資産 39,414 - △3,623 35,791 B 有形固定資産
無形固定資産 686 △29 1 658 無形資産
- 13,702 △53 13,649 その他の金融資産 投資有価証券 12,657 △12,657 - -
退職給付に係る資産 1,039 - 198 1,237 E 退職給付に係る資産 繰延税金資産 61 2,110 △610 1,562 F 繰延税金資産
- 149 △54 95 その他の非流動資産
長期預金 60 △60 - -
その他 1,139 △1,139 - -
貸倒引当金 △34 34 - -
(単位:百万円)
日本基準表示科目 日本基準 表示組替
認識及び 測定の差異
IFRS 注記 IFRS表示科目
負債の部 負債
流動負債 流動負債
- 7,288 311 7,599 D 営業債務及びその他の債務
支払手形及び買掛金 3,532 △3,532 - -
- 29 △0 28 その他の金融負債
未払法人税等 2,177 - - 2,177 未払法人所得税等
- 706 - 706 引当金
- 16,103 1,490 17,594 C その他の流動負債 前受金 8,296 △8,296 - -
製品保証引当金 700 △700 - -
賞与引当金 3,730 △3,730 - -
株主優待引当金 34 △34 - -
資産除去債務 6 △6 - -
その他 7,828 △7,828 - -
流動負債合計 26,306 △0 1,800 28,107 流動負債合計
固定負債 非流動負債
- 17 △0 16 その他の金融負債
退職給付に係る負債 385 - 0 386 E 退職給付に係る負債
- - 1 1 引当金
役員退職慰労引当金 84 △84 - -
繰延税金負債 1,779 0 △1,698 81 F 繰延税金負債
その他 303 67 - 370 その他の非流動負債
固定負債合計 2,553 0 △1,697 856 非流動負債合計 負債合計 28,860 - 103 28,963 負債合計
純資産の部 資本
株主資本 親会社の所有者に帰属する持分
資本金 9,544 - - 9,544 資本金
資本剰余金 10,097 246 - 10,344 資本剰余金 利益剰余金 91,219 - △3,260 87,958
A,B,C, D,E,F, G
利益剰余金 自己株式 △7,042 - - △7,042 自己株式
その他の包括利益累計額 2,552 - 655 3,207 E,G その他の資本の構成要素
(ⅱ) 前第1四半期連結会計期間(2016年6月30日)
(単位:百万円)
日本基準表示科目 日本基準 表示組替
認識及び 測定の差異
IFRS 注記 IFRS表示科目
資産の部 資産
流動資産 流動資産
現金及び預金 25,832 △8,654 89 17,267 現金及び現金同等物 - 24,469 1,655 26,125 A 営業債権及びその他の債権
受取手形及び売掛金 20,199 △20,199 - - 電子記録債権 2,123 △2,123 - - リース投資資産 1,962 △1,962 - - 有価証券 5,300 △5,300 - -
- 15,549 △40 15,509 A 棚卸資産
商品及び製品 5,674 △5,674 - - 仕掛品 3,420 △3,420 - - 原材料及び貯蔵品 6,455 △6,455 - -
- 14,101 △143 13,957 その他の金融資産 繰延税金資産 2,120 △2,120 - -
その他 1,012 △404 △67 540 D その他の流動資産
貸倒引当金 △74 74 - -
流動資産合計 74,027 △2,120 1,494 73,400 流動資産合計
固定資産 非流動資産
有形固定資産 38,496 - △3,571 34,924 B 有形固定資産
無形固定資産 690 △25 2 666 無形資産
- 13,516 △13 13,502 その他の金融資産 投資有価証券 12,351 △12,351 - -
退職給付に係る資産 1,185 - 187 1,373 E 退職給付に係る資産 - 2,177 △497 1,679 F 繰延税金資産
- 139 △54 85 その他の非流動資産
その他 1,365 △1,365 - -
貸倒引当金 △30 30 - -
固定資産合計 54,058 2,120 △3,947 52,231 非流動資産合計 資産合計 128,086 - △2,453 125,632 資産合計
(注) 「認識及び測定の差異」には日本基準とIFRSで連結子会社の範囲が異なることによる影響が含まれております。 IFRSへの移行により、資産が6百万円減少しており、主なものとして、現金及び現金同等物が89百万円増加、棚 卸 資 産 が 31 百 万 円 増 加 、 そ の 他 の 金 融 資 産 (流 動 )が 1 43 百 万 円 減 少 、 有 形 固 定 資 産 が 3 3 百 万 円 増 加 し て お り ま
(単位:百万円)
日本基準表示科目 日本基準 表示組替
認識及び 測定の差異
IFRS 注記 IFRS表示科目
負債の部 負債
流動負債 流動負債
- 5,414 164 5,579 D 営業債務及びその他の債務
支払手形及び買掛金 3,144 △3,144 - -
- 17 △0 16 その他の金融負債
未払法人税等 423 - 30 453 D 未払法人所得税等
- 690 △0 689 引当金
- 14,433 1,462 15,896 C その他の流動負債 前受金 8,782 △8,782 - -
製品保証引当金 684 △684 - - 賞与引当金 1,229 △1,229 - -
資産除去債務 6 △6 - -
その他 6,709 △6,709 - -
流動負債合計 20,979 △0 1,656 22,636 流動負債合計
固定負債 非流動負債
- 16 △0 15 その他の金融負債
退職給付に係る負債 378 - 0 378 E 退職給付に係る負債
- - 1 1 引当金
役員退職慰労引当金 76 △76 - -
繰延税金負債 1,753 - △1,677 76 F 繰延税金負債
その他 237 60 - 298 その他の非流動負債
固定負債合計 2,446 0 △1,675 770 非流動負債合計 負債合計 23,426 - △19 23,406 負債合計
純資産の部 資本
株主資本 親会社の所有者に帰属する持分
資本金 9,544 - - 9,544 資本金
資本剰余金 10,097 263 - 10,360 資本剰余金 利益剰余金 90,540 - △2,883 87,657
A,B,C, D,E,F
利益剰余金 自己株式 △7,042 - - △7,042 自己株式
その他の包括利益累計額 996 - 450 1,447 E その他の資本の構成要素 104,136 263 △2,433 101,966
親会社の所有者に帰属する 持分合計
(ⅲ) 前連結会計年度(2017年3月31日)
(単位:百万円)
日本基準表示科目 日本基準 表示組替
認識及び 測定の差異
IFRS 注記 IFRS表示科目
資産の部 資産
流動資産 流動資産
現金及び預金 22,883 8,228 92 31,205 現金及び現金同等物
- 29,640 1,557 31,197 A 営業債権及びその他の債権
受取手形及び売掛金 24,980 △24,980 - - 電子記録債権 2,661 △2,661 - - リース投資資産 1,891 △1,891 - - 有価証券 19,050 △19,050 - -
- 14,999 15 15,014 A 棚卸資産
商品及び製品 4,897 △4,897 - -
仕掛品 3,311 △3,311 - -
原材料及び貯蔵品 6,790 △6,790 - -
- 10,985 △160 10,824 その他の金融資産
繰延税金資産 2,340 △2,340 - -
その他 916 △329 4 591 その他の流動資産
貸倒引当金 △58 58 - -
流動資産合計 89,665 △2,340 1,510 88,835 流動資産合計
固定資産 非流動資産
有形固定資産 39,462 - △3,293 36,168 B 有形固定資産
無形固定資産 819 △26 2 795 無形資産
- 11,125 8 11,134 その他の金融資産
投資有価証券 9,936 △9,936 - -
退職給付に係る資産 1,834 - △1,007 826 E 退職給付に係る資産 繰延税金資産 82 2,340 △8 2,414 F 繰延税金資産
- 45 25 70 その他の非流動資産
長期預金 89 △89 - -
その他 1,173 △1,173 - -
貸倒引当金 △55 55 - -
固定資産合計 53,343 2,340 △4,273 51,410 非流動資産合計 資産合計 143,008 - △2,763 140,245 資産合計
(注) 「認識及び測定の差異」には日本基準とIFRSで連結子会社の範囲が異なることによる影響が含まれております。 IFRSへの移行により、資産が15百万円増加しており、主なものとして、現金及び現金同等物が92百万円増加、棚